2009年8月5日水曜日

読み聞かせ

僕が書店の児童書売場で働いていた頃に強く感じたことの一つに「たくさんの出版社が様々な絵本を出版しているのに、なぜある出版社ばかりに人気が集中するのだろう」という疑問がありました。絵本のブックリストを見ても、出版社に偏りを感じることが少なくありません。そんなこともあって、出版営業代行の仕事を始めた頃から僕は「僕が本当に気に入っておすすめしたい絵本を紹介する活動をしたい!」と思うようになりました。それはまさしくデパートの台所用品売場で包丁の実演販売をしているのと同じイメージでした。ですから僕の活動は書店での読み聞かせが中心です。TVアニメやヒーロー物の本を見に来た子どもたちが、どれだけ僕の読み聞かせに反応しその絵本を面白がってくれるか、が見たいのです。目の前の子どもたちと"毎回が勝負!!"なのです。