2013年9月7日土曜日

クラスメイトと友達は違う

大人が子どもに良く言う言葉の一つに「お友達とは仲良くしなさい」というのがあります。字面としては正しいのでしょうが、クラスメイト全員を友達だと思っている子どもがはたしてどれくらいいるでしょうか?僕は小学校で仲が良かった友人と今は全く連絡を取り合っていませんし、生涯を通じての友人が小学校のクラスに必ず居るとは限らないと思っています。クラスメイトはお友達だと決めつけたいのは先生の方便でしかないのです。クラスで揉め事があった時、原因を探ろうともせずに「お友達とは仲良くしなさい」とだけ言って無理やり握手させて解決するためのものでしかありません。そのような事をするから揉め事の火種が水面下でくすぶり続け見えないいじめに発展してしまうのではないでしょうか? 僕が小学5・6年生の時クラスであるトラブルがあった時、1時間目から3時間目までずっと我々を叱り教え諭してくれた先生がいました。今そんな先生が、どれほどいるのでしょうか?「今の先生は忙しいし授業の進み具合のチェックも厳しくなっているから無理なんです」と言う声が聞こえてきそうです。もしそうなら先生方全員でスクラムを組み、もっと子ども達が生き生きできるクラス作りの提言を、教育委員会や文部省にすればよいではありませんか? 常に言い訳ばかりしている先生が子どもに良いお手本など示せるわけがありません。

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